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2024年10月4日
暑い日もまだまだ続きます。
そんな中、大池病院の夏祭りは8月22日に開催しました。この日に向けて、2か月前から会議にて日程や屋台のメニューなどを検討してきました。
入院が長期になっている患者様もいらっしゃり、今まで提供していなかったメニューを中心にお好み焼き、フランクフルト、わたあめ、ポップコーン、ジュースになりました。また、嚥下機能が低下している患者様にも楽しんで頂けるよう、鳥のテリーヌとお花型の豆腐、バナナシェイクを用意しました。
また、飾りつけの準備は個人活動の時間を利用し各病棟にて進めていきます。提灯は全部で100個以上並び圧巻です。涼し気な海をイメージした飾りや大きなうちわ、屋台の看板などの作成も患者様と行います。
当日は朝から屋台の料理を中心に準備を行います。お好み焼きは管理栄養士さん手作りです。
焼く作業は3つのホットプレートを駆使しどんどんと焼いていきます。フランクフルトはボイルした後にホットプレートで焼いていきます。患者様をお待たせしないよう、食形態に合わせてすぐに提供するため、刻んで保温するなど準備をすすめます。わたあめもたくさんの患者様が来場されてもいいようにストックをたくさん作ります。
見栄えが可愛くみえるようにいくつか麻ひもでわたあめを吊っていたのですが、『こっちにも吊ったらどう?』と飾り付けを更に増やし見栄えも良くなりました。それぞれ屋台担当スタッフがよりスムーズに、安全に、見栄えも良く楽しんで頂けるようにアイデアや工夫をします。
午後からは、患者様を夏祭り会場に誘導していきます。屋台コーナーには『うわぁ~、美味しそう』『これも食べていいの?』と嬉しそうに並ばれます。どれが美味しいか尋ねると、手作りであるお好み焼きが一番人気で『味が良い』との答えが多かったです。朝から苦労したかいがありました(笑)
屋台以外では、花火鑑賞やカラオケの他に縁日コーナーも用意しました。スタッフお手製とは思えない射的です。昨年の夏祭りにも登場しましたが、特に男性に相変わらずの人気です。
みなさん真剣に狙いを定め、的が倒れても外れても表情豊かにリアクションをされます。輪投げコーナーでは、ゴザの上にお菓子を並べ、見事に輪が入れば獲得できます。狙いのお菓子が取れないとこっそりもう一度並ばれている患者様もいらっしゃったようです(笑)獲得したお菓子は、夏祭り翌週に見守りのもと召し上がって頂きました。
お手伝い頂いた患者様には、歌う曲を聞いて入力する作業や、ゲームコーナーの店番、洗い物など、患者様のしたい活動や長所を生かした活動をして下さいました。みなさん明るい表情で取り組んでいらっしゃったのが印象的でした。
また、大池病院の夏祭りは、院内行事として開催しているため、栄養課や看護課、事務局、地域連携室のスタッフも屋台に立ち患者様に各メニューを提供します。医局や薬局、放射線科などのスタッフも来場され、患者様の楽しんでいらっしゃる姿や、病棟とはまた違う様子を知る機会になりました。
夏祭りの片付けを終えた直後には、早速来年に向けた改善点やアイデアなども色々とでており、来年の夏祭りが今から楽しみです♪
作業療法士 辻元