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2014年2月28日
昨年の一月に作業療法が開始されてから、丸一年と少しが過ぎました。
この一年間、患者さんをはじめとし、作業療法に関わった方々のご協力のおかげで、無事に一周年を迎えることが出来ましてありがたい思いでいっぱいです。今回のコラムでは作業療法での出来事などを書いていきます。
ある時、作業療法中に患者さんの作品を見られた病棟のスタッフが「○○さん、こんなことが出来たの、すごい」と驚かれる場面がありました。
その患者さんは褒められた時には、少し照れくさそうに笑われていました。
編み物、パソコン、紙細工など、それぞれに得意なことがあり、私も「すごいな」と感心することが多々あります。
また、自分がやったことが人に褒められることを、嬉しく感じる人は多いかと思います。そのことで嬉しいと思い、自信にもつながり、またその作業をすることが楽しくなるという流れにつながっていくと思います。
精神科の患者さんは病状等により様々ですので、みんなで同じように取り組むという事は困難ですが、今後も、一人一人に合った活動を模索し、一人でも多くの方が意欲的に取り組むことが出来るようにより良い環境を作っていきたいと思っています。
それから、最近では患者さんより「こんなことがしたい」「あんなことがしたい」と希望が聞かれる事が増えたように感じます。その中にはとてもユニークなアイデアなどもあり、参考にさせてもらう事も多々あります。
患者さんと一緒に作業療法を考えていっていることが、楽しく感じられます。