当院の取り組みについて

作業療法

作業療法 当院では、基本能力・応用能力・社会生活適応能力の維持・改善を目的とし、作業療法士とスポーツや遊び・食事、調理や手工芸など様々な「作業」を通して、障がいがある方の生活向上のお手伝いをする心と体のリハビリテーションです。



スケジュール

季節を満喫できるような様々な行事を行います。大池祭りの時は職員が手作りでゲームを考えたり、レクリエーションは共に楽しむことが出来るようにと考えます。


月間予定表

横スクロールでご確認いただけます。


曜日
  •  

     

  •  

     

  •  

     

  • 1

     午前 
      個人活動
      (病棟3F)

        笑
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-1F)

  • 2

     午前 
        笑
      (病棟5-1F)

        笑
      (病棟3F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 3

     午前 
      個人活動
      (病棟5-1F)

      音 楽
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 4

     午前 
      映 画
      (病棟5-1F)

     午後 
      映 画
      (病棟5-2F)

  • 5

     午前 
      音 楽
      (病棟3F)

     午後 
      映 画
      (病棟5-2F)

  • 6

     午前 
      映 画
      (病棟3F)

      個人活動
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 7

     午前 
      個人活動
      (病棟5-2F)

      音 楽
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 8

     午前 
      個人活動
      (病棟3F)

        笑
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-1F)

  • 9

     午前 
        笑
      (病棟5-1F)

        笑
      (病棟3F)

     午後 
      お誕生日会

  • 10

     午前 
      個人活動
      (病棟5-1F)

      音 楽
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 11

    建国記念日

  • 12

     

  • 13

     午前 
      映 画
      (病棟3F)

      個人活動
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 14

     午前 
      個人活動
      (病棟5-2F)

      音 楽
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 15

     午前 
      個人活動
      (病棟3F)

        笑
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-1F)

  • 16

     午前 
        笑
      (病棟5-1F)

        笑
      (病棟3F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 17

     午前 
      個人活動
      (病棟5-1F)

      音 楽
      (病棟5-2F)
     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 18

     午前 
      映 画
      (病棟5-1F)

     午後 
      音 楽
      (病棟3F)

  • 19

     午前 
      映 画
      (病棟5-1F)

     午後 
      映 画
      (病棟5-2F)

  • 20

     午前 
      映 画
      (病棟3F)

      個人活動
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 21

     午前 
      個人活動
      (病棟5-2F)

      音 楽
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 22

     午前 
      個人活動
      (病棟3F)

        笑
      (病棟5-2F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-1F)

  • 23

    天皇記念日

  • 24

     午前 
      個人活動
      (病棟5-1F)

      音 楽
      (病棟5-2F)
     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  • 25

     午前 
      音 楽
      (病棟3F)

     午後 
      映 画
      (病棟5-2F)

  • 26

     午前 
      映 画
      (病棟5-1F)

     午後 
      映 画
      (病棟3F)

  • 27

     午前 
      映 画
      (病棟3F)

      個人活動
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟5-2F)

  • 28

     午前 
      個人活動
      (病棟5-2F)

      音 楽
      (病棟5-1F)

     午後 
      個人活動
      (病棟3F)

  •  

     

  •  

     

  •  

     

  •  

     


内容説明
グループ活動 映画鑑賞、運動、カラオケ、茶道、書道、音楽の中から、好きな活動を選んで参加します。
同じ活動が好きなメンバーが集まって行っています。
音楽は、ピアノ演奏や歌を楽しみます。
個人活動 趣味・娯楽の時間として、手工芸や読書、軽運動などを行っています。
それぞれが好きなことを行う時間です。
SST 高齢の方を対象としたグループ活動です。
歌や軽い運動、脳トレなどを行い、心身の健康の維持をはかります。
病棟ごとのグループに応じた内容を行います。
すこやかプログラム 現実認識を深めることを目的としたリアリティオリエンテーション(日付の確認・季節の話・クイズ等)を行い、その次に 楽しみながら体を動かせる様に、体操・ゲームをします。ゲームは定番のゲームから、季節感を味わえる手作りゲームをご用意しています。
月に一度の最終週には、大きなカレンダーを皆さんで作成しています。
定番のゲーム 射的、輪投げ、ビッグサイズのジェンガ等です。



年間予定表

年間予定表
年間予定表



多目的ホール/喫茶

多目的ホール/喫茶 平日14:00から16:00の間は喫茶や購買、様々なレクリエーションの充実を図っています。月に一度は地域協力のもとショッピングセンターなどに出かけて、外食や買い物を楽しんでいただけます。


それぞれの個性を大切に

2022年はここ数年続いたコロナ感染拡大防止の為に患者様にもご協力をお願いする事となり少なからず、それまで行っていた事にも制限がかかっていました。
どうしても入院生活での楽しみは限られてしまい、また外出が難しい方が増えた事でセラピードッグや移動動物園を院内に招き動物と触れ合ってもらおうと言う企画もコロナ禍で見送る事となりました。

先ず、初めに提案があったのはクラスターが発生した病棟の主任ナースからでした。
普段は昼から喫茶に行って、日替わりで好きなお菓子とお茶、珈琲などを選んで楽しむことが出来るのですが、「皆様、少し食欲が落ちた様で、毎月の献立は決まっているので…何か食べたいな〜と感じていただけて食欲が湧くようなメニューを提供してもらえないでしょうか」と言う事でした。

嬉しい提案に早速、管理栄養士も交えて患者様のリクエストを中心に、普段の献立にはないホットドッグや焼きそば、ミートスパゲッティなどの軽食を提供する金曜日・特別メニューをスタートしました。
今では管理栄養士の提案で味は勿論ですが見た目も大切だからと使い捨て食器を止め、手作りであたたかいものも食べ頃の状態で提供しています。

それぞれの個性を大切に

また感染拡大防止の為の外出制限で見合わせていたショッピングや院外レクリエーションも、再開にあたり何か新しい楽しい試みはないかと話し合いました。

ナースや他職種からは、作業療法士の視点とはまた違った角度から様々な提案が出てくるものです。スタッフ自身の体験から来る、「こんな事をしたら楽しいのではないか」という遊び心溢れるもの、大音量でダンスを楽しむ野外音楽フェスティバルや花火、ハロウィンの仮装などアイデアは様々で、それを1つづつ可能かどうか安全面に配慮しながら楽しんでいただけるか、具体的にどうすすめていくかなどを話し合いで細かくつめていく…
恒例行事とは別に、型にはまらず患者様に新しい体験の場を提供する上で大切な視点ではないかと感じます。

特に場の雰囲気は大切で、作業療法はスタッフが業務をこなすだけでは患者様も楽しくないかも知れない、自由度を上げスタッフも楽しみながらアイデアを出し、サービス業の精神で創っていって欲しいと考えていました。そこで恒例行事の夏祭りも今年は趣向を変えて、看護長と師長が率先して「焼きそば」や「たこ焼き」を担当し、「祭りの屋台のように提供しよう」と、ユニフォームを脱ぎTシャツにねじりまち巻きやバンダナという出立ちで工夫を凝らしてくれました。

それぞれの個性を大切に

賑やかな祭りの雰囲気に飾り付けられ祭囃子が流れる作業療法室は、「院内でも夏祭りに出かけた様な雰囲気を味わってもらえたら…」とのスタッフの思いが溢れた楽しい空間に様変わりしていました。
日々の業務の合間にどれほど多くの細かな準備をしていた事かと…至る所にスタッフ一人一人の感性とチームワークが見て取れました。

それぞれの個性を大切に

また、兼ねてより「土に触れていただきたいな〜」と思っていたこともあり、看護長と陶芸が趣味のスタッフと話し合いを重ね…自由な感性を形にする陶芸体験を提案しました。
アミューズメント施設を見学する経験とは違い、自分が参加して土から作り上げる体験をしていただけるのではないかと思い…陶芸は貸切で1人が1つの作品を完成させられる事を目標に、陶芸の先生と細かな打ち合わせを重ねます。 作業療法士 主任は実際に自分が陶芸体験に出向いて歩きにくい場所はないか安全面を確認したり、雨天はどうするかなど不測の事態にも対応できるよう準備をします。

それぞれの個性を大切に

患者様と一緒に付き添うスタッフも隣に座り一緒に陶芸を体験し楽しみを共有し、難しいところはお手伝いできるようにと考えたのですが…着くまでは「何を作ろうか」と悩んでいた方もご自分の力で最後まで集中して仕上げておられました。うわぐすりの色も各自で選び、気付けばスタッフも皆が自分の作品創りを楽しんで、とても個性豊かな仕上がりでした。

それぞれの個性を大切に

久しぶりの外出なので、春の行楽と併せてドライブも楽しい時間になるように、車窓から街の桜並木を眺めながら向かうコースを選んでくれます。

こうして一つ一つ各々が考え、話し合いを重ねたとしても…
何を「楽しかった」と感じて下さるかは患者様お一人づつ違います。
また患者様のご様子を拝見し会話を通して、それぞれのスタッフの立場から「こんな事をしてみたらどうでしょう」「こんな工夫をしたら出来ると思うんです」と提案してくれる視点や感性もスタッフそれぞれです。
どんどんアイデアを出すのが得意な者、それを具現化する方法を考える事が得意な者がそれぞれ協力して形にしていく…
病院の取り組みとして、単調な入院生活の潤いとなる様な時間を提供していく為にも、他職種の視点と連携は欠かせません。

それぞれの個性を大切に

作業療法のプログラムに新しく華道を提案してみました。
華道の先生は簡単な基本だけを説明し、あとは各自が自分の感性で好きな素材を選び、自由に組み合わせて一つの作品に仕上げていく…
楽しい時間になる様に決まり事は最小限で、初めは楽しいお話を1つしてからプログラムに入ります。時には途中で飽きたり疲れたら休憩にしてお喋りを楽しんだり…
最後には自分の名前を言って作品のストーリーを発表し、みんなで感想を述べるのですが、絶対にけなしたり否定しないで発表した人には皆が拍手を送ります。

作品のストーリーには、「花が反対方向を向いてるのは喧嘩してるから」と説明があったり、ストーリーは毎回どれも独創的で楽しいものばかりです。
出来上がった作品は作業療法室だけでなく喫茶や詰所にも飾られるので「素敵なお花、〇〇さんの作品なの〜⁈凄いわ!」とスタッフから直接 作者に声をかけたり…
本館受付や面会室に飾られた花に「癒されるわ」という感想を聞く事もあります。

それぞれの個性を大切に

当院では作業療法プログラムの大正琴と華道の先生はモンテッソーリ教育を受けた方にお願いしています。
先生のやり方にも大きく左右されますが、基本は「内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、自発的に活動を促していく」よう心がけています。
また自主性を重んじる為に少人数で行い、モンテッソーリの弱点である協調性を補う為に、創作活動では最後に自分の作品について共有し、他の人の作品への感想を伝えて終わります。

こうして仕上がった作品は同じ素材なのに、それぞれの感性で自由に選び創造すると、こうも仕上がりが違うのかと…毎回、驚かされます。 特に素晴らしい感性を感じたのはクリスマスリースを見た時でした。

リースは丸い形で大小の2種類の木で出来たもの、発泡スチロールでできたものから好きなリースを使い、素材も自分で選びます。 リースの輪に沿って素材を飾って仕上げ、壁に飾る平面な仕上がりになるだろうとばかり思っていたのですが、仕上がったものは立体的な物や置いて飾れるリースもあり、これには思わず声を上げてしまいました。
院長や他部署のスタッフに画像を見せると「これ患者様が作られたんですよね?どれも素敵!」「自分の家に飾りたい」「すご〜い!みんな欲しがるわ」「売り物みたい」「凄く素敵、実物のクリスマスリースを見せてもらいに行ってみます」などの声が寄せられました。

中には木ではなく発泡スチロールのリース土台を選ばれて、リースに捉われずにまるでクリスマスケーキの様な仕上がりの作品もあり、感想を伝え合う時には「美味しそう!ケーキみたい」「真ん中にロウソクを置いたら素敵ね」「リースだからって壁に飾らなくても、置いて飾っても素敵」との意見が出ていました。

それぞれの個性を大切に

また「今日は見学だけです」といらしたはずの方も気付けば土台のリースの木をいかして、シンプルでとても素敵なリースを仕上げてらっしゃいました。

それぞれの個性を大切に

クリスマスのイメージに縛られず自由に選んだ素材を組み合わせ、ドライフラワーの花束を作って、リースにリボンで付けようと「ここに飾るからリボンを作って」とおっしゃる方も…

それぞれの個性を大切に

それぞれの感性の違い、発想力、いかに自分が固定観念に縛られているか実感する瞬間でもありました。

リースから溢れんばかりに自由にのびのび華やかに飾られる方、作品はどれも素晴らしく、それぞれの感性が溢れる素敵な作品となりました。 今年のクリスマス会は管理栄養士が腕によりをかけた立食パーティーです。 きっと美しいクリスマスリースも会場を素敵に彩ってくれる事と思います。

それぞれの個性を大切に

患者様の中には、コンクールに入賞するほど素晴らしい絵を描かれる方も、手先がとても器用で本物そっくりの木彫りの小鳥を造られる方も居られ毎回驚きの連続なのですが、素材が同じだからこそ仕上がりにそれぞれの感性の違いが如実に現れたクリスマスリースには新鮮な驚きを隠せませんでした。

スタッフの個性、患者様の個性…
それぞれの個性が織りなす医療の現場で
また、1つ素敵な発見がありました。

これからも
「それぞれの個性を大切に」
日々、医療の現場で新しい発見や楽しみを見つけていけたらと思います。