大池病院たより

2019年5月10日

フレンチトーストづくり

平成最後の桜満開の4月 新しい作業療法室 料理室ができて、作業療法の料理プログラムで『フレンチトースト』を作りました。

調理内容はフレンチトーストを柔らかく仕上げ、トッピングは患者様に自由に選んで頂きました。
活動目的は『食べる楽しみ』と『自分で選んで作る楽しみ』を味わって頂くことです。
又、他病棟の患者様と接することにより『他者交流』と『社会性の向上』を目的としています。

この日は午後から、OT室と調理室に25名の患者様が集合しました。皆さん、手をしっかりと洗い、エプロン、帽子、手袋をして準備万端です。
家事で料理をしてきた患者様も、なかなか料理はしてこなかった患者様も… 今日は全員でフレンチトースト作りに取り組みました。

"材料を混ぜる係"、" 実際に焼く係"、" お皿に取り分ける係"と役割を分担し、仕上げには各自でトッピングです。

イチゴ、キウイ、ミカン、ホイップクリーム、はちみつ…

皆さん、数多く用意されたトッピングに大喜びされ、又、トッピング方法にも個性が光りました…!

いつもと違った雰囲気に少し緊張気味の患者様も、場の持つ優しい雰囲気と、
月に一度の『料理プログラム』ですが、また来月も皆さんの笑顔あふれる楽しい時間にしたいと思っています。