大池病院たより

2014年5月29日

スタッフが嬉しかったレク

来る6月4日、兵庫県精神科病院協会が主催する第8回フライングディスク大会があります。 フライングディスクとは、競技用のフリスビーを投げて競う競技で、兵庫県の精神科の病院が毎年集まって行われています。
大池病院では毎年この大会に参加しており、現在は今度の大会にてよい結果を出せるように、患者さんと練習をしているところです。

この6月の大会に出場するメンバーを選考するにあたって、5月に大池病院の中でトーナメント戦を行いました。この院内のトーナメント戦では、意外な人が力を発揮したり、その逆で意外な人が緊張に弱かったりと、いろんな場面が見られました。
また、競技において点数等で競う場面になると、自然と皆一生懸命になりますし、応援の掛け声も出るため、大変盛り上がりました。病棟に帰ってからは、トロフィーを部屋に飾り嬉しそうに見つめていたり、体を動かしてストレスの発散が出来たという意見も聞かれたそうです。

実は、病院内でトーナメントをしたら、上手な人もすぐに分かりますし、選考がしやすいだろうとの単純な発想だけで、このトーナメントの提案をしてみたのですが、実行してみると患者さんもスタッフも一緒になって盛り上がり、思った以上の収穫となりました。
また、一緒に参加したスタッフからも運動系のレクリエーションの盛り上がりや楽しさが感じられたとの意見が聞かれ、患者さんが楽しんでいるのが伝わってきて、スタッフ自信が楽しめたし嬉しかったと言われていました。

今回のレクリエーションは、患者さんもスタッフも楽しんで参加でき、とても良い経験ができたと思います。この経験が、スタッフの自信にもつながったでしょうし、今後のレクリエーションでもきっと役に立つことでしょう。